TPS project

TPSプロジェクトを詳しく


私たちは、熊本高等専門学校(八代キャンパス)の授業の一環でSDGsについて考え、行動を起こす機会があり、SDGsの課題の中でも、ごみ問題をテーマとして活動しています。

多種多様なSDGSの課題がある中で、何故ごみ問題をテーマにしたかというと、私たちの学校の地域ではごみ出しについて多数の問題を抱えており、ごみの出し間違え、不法投棄、ボランティアの方々の重労働・高齢化、外国の方々への対応等があることを取材に協力していただいたまちづくり協議会の方々から伺い、地域のごみ出しの現状を知ったからです。
なので私たちは年齢、言語にかかわらず、同じ地域に住む住民として、よりごみ問題を身近なものにすることを目的とした地域ごみ問題解決活動、TPSプロジェクト(Trash Problem Slayer project)をスタートしました。

このプロジェクトを進めていく中で、私たちはまちづくり協議会の方々と話し合いをしながら、ピクトグラムを用いた金属プレートを作成しました。ピクトグラムを用いた理由は、外国人留学生が多く居住しているという地域の特性上、言語によらず、簡単かつ分かりやすく分別できる方法が必要だと考えたからです。
実際に地域で行われたイベントなどで設置させていただき、イベントに参加されていた方々やまちづくり協議会の方々から、たくさんのアドバイスをいただきました。

それまでの活動の中だけでも、課題は多く見つかりました。例えば、プレートなどの製品の開発・製造に多くの資金が必要になること。より多くの地域の方々の意見を知る必要があること。TPSプロジェクトという活動自体をより多くの人に知ってもらう必要があること。これら問題の解決策として、このサイトを作成しました。

今後私たちは、このサイトや活動を通じて、地域の方々の意見を取り入れた、地域に寄り添った製品開発を心掛け、製品の販売によって得た収益を用いて地域に貢献し、故郷である八代から多くの人々へ、少しでもごみ問題解決の助けとなれるように活動をしていきます。